本年3月7日に公表しました「当社ネットワークへの不正アクセスによるシステム障害発生に関するお知らせ」に関し、下記の通り調査結果をお知らせします。
なお、本日現在、通常業務および作品製作のいずれもおおむね正常化しております。
お客様、お取引先様をはじめとする関係者の皆様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
1.経緯
当社従業員が業務上必要なソフトウェアを外部ウェブサイトよりダウンロードしたところ、ランサムウェアの侵入の起点となるソフトウェアが同時にダウンロードされるよう外部ウェブサイトが改竄されておりました。
その後、3月6日に社内ネットワークへの第三者による不正アクセスを確認いたしました。
2.対応および調査
上記社内ネットワークへの第三者による不正アクセスを確認後、速やかに社内システムの一部を停止し、外部からのアクセスを制限するなどの対応を行いました。また、速やかに関係機関への報告を行うとともに、外部のセキュリティ専門会社を交え、適宜必要な対策ならびに調査を行っております。
本日現在、セキュリティ対策を行ったうえですべての社内システムはおおむね正常化しております。
3.影響
第三者による不正アクセスを受け、社内サーバやパソコン端末の一部のデータがランサムウェアに感染し暗号化されたことにより、1か月程度の間、通常業務および作品製作の一部に遅延等が生じました。
4.情報漏洩について
外部のセキュリティ専門会社による調査を行った結果、個人情報をはじめとする情報漏洩は確認しておりません。また、お客様などの被害についての報告も受けておりません。
5.再発防止策
今後、従業員への情報セキュリティに関する知識向上に向けた教育および不正アクセスへの対応体制の強化などを行います。