IP~{※}の開発・育成・運営の機能を
  さらに強化し、「I P ホルダー」として
  よりいっそうの成長を
  目指してまいります。


   ~{※} IP(Intellectual Property): 

      映像・キャラクターの著作権や商標権などの知的財産権

株主の皆さまにおかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
また、平素は格別のご支援を賜り心より御礼申し上げます。

 

コロナ禍の影響により減収減益も、海外映像部門が上期として過去最高売上

上期は、コロナ禍による映像作品展開数の減少や商品販売店舗の営業自粛、イベント・催事の延期・中止などに加え、版権事業で前年同期からの反動減もあり、前年同期比で減収減益となりました。

 このような中、海外映像部門はサウジアラビア向け劇場作品の納品と、北米での「ドラゴンボール超 ブロリー」の上映権販売の好調などにより、上期として売上の過去最高額を更新しました。

 下期は、コロナ禍の影響による公開延期作品を含め、計6作品の劇場作品が公開予定です。引き続き厳しい事業環境が続くことが予想されますが、当社の作品の持つ力を最大限に活かし、国内外で積極的な映像・版権展開を推進します。

世界の子どもたちに夢と希望を与える会社として

コロナ禍の影響により、人々の生活様式は大きく変わりました。なかなか明るい話題がない昨今ですが、こんな時こそ当社のような会社が必要なのではないかと、思いを新たにしています。当社の経営理念は、「世界の子どもたちに夢と希望を与える」です。コロナ禍が続く中、先の見えない不安を感じる方も多いかと思いますが、そんな方に「夢と希望を与えられる会社」になれるよう、全社一丸となって取り組みます。

主体的にIPの開発・育成・運営を担う「IPホルダー」戦略

当社はIPホルダーとして、さらなる成長を目指します。IPホルダーとは、新作を生み出すことに加えて、生み出した作品を育成し主体的に運営することで、作品ライフサイクルを長期化させる機能を強化することです。当社の強みの一つは、約580にも及ぶ膨大な作品
数です。今までは、テレビ放送が終わった作品はどうしても露出が減ってしまい、時間の経過とともに人気が失われていくというサイクルでした。今後は、ヒット作品の創出を主軸に、生み出したIPの人気をより長期化できるような施策にも積極的に取り組みます。

戦略1 IP拡大戦略

IP拡大のための新規IP創出数の増強に注力します。新規IPの創出では、引き続きオリジナルIPの開発を積極化します。
また、人々の視聴形態の変化など、事業環境の大きな変化にも対応し、既存の座組にとらわれない作品製作に取り組みます。

戦略2 IPライフサイクルの長期化

「ドラゴンボール」などで成功していますが、より多くの作品を親子で楽しんでいただけるよう、2世代・3世代化を推し進めます。そして、IPのライフサイクルに応じて、戦略的に多くの顧客接点を設け、人気が長続きする仕組みを整えます。

戦略3 事業拡大戦略

当社は多くの作品製作と権利運用を通じて事業のノウハウを獲得してきました。その知見を活かし、既存のライセンス事業に加えて、IPの主体的な運用を目的とした自社事業にも注力し、作品あたりの売上規模拡大を目指します。
 

 

以上3つの戦略を遂行することで、多くのIPの創出・育成・主体的な運用を実現し、より多くのファンに長期で楽しんでもらえる作品を増やします。

 株主の皆さまにおかれましては、今後ともよりいっそうのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。