東映アニメーション株式会社は1956年に産声をあげてから半世紀以上の長きにわたり、アニメーション製作の第一線で数々の作品を製作してまいりました。その数、劇場作品262本、テレビ作品233本、総話数にして約13,500話※という日本最大、世界有数のコンテンツ数を誇ります(※2023年3月末現在)。その中には、きっと皆さんが小さい頃に心をときめかせた作品もあることと思います。また、時代を超え、親子2代で親しんでいただいている作品も多く、アニメーション製作会社として、これ以上の喜びはありません。

 

今、日本のアニメーションは、海を越えて世界各国で放送・配信され、高い人気を集めています。海外で当社の作品を通じて友好の輪が広がることも少なくありません。

 

さらに、近年のデジタル技術の進化により、国内外でコンテンツの活用機会は飛躍的に伸び、当社の誇るコンテンツが真価を発揮するのは、まさにこれからです。

 

アニメーションは、ただ単に映像作品であるだけではありません。子どもたちはアニメーションを通して、夢見る心を育み、明るい希望と豊かな想像力を身につけます。その夢と希望をさらに大きく、そして多く与えられるよう、あらゆるメディアを超え、国境を越え、世界をつなぐコミュニケーションとして、「世界の子ども達と人々に『夢』と『希望』を与える“創発企業”となることを目指す」、という経営理念のもと、より良い作品を作り続けてまいります。

 

代表取締役社長
高木 勝裕
(たかぎ かつひろ)