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[2010年3月24日]
東映アニメーション株式会社は、松本零士氏原作『宇宙海賊キャプテン・ハーロック』の最新CGアニメパイロット映像を完成させました。パイロット映像としては異例の規模とクオリティを備えたこの作品を東京国際アニメフェア2010でお披露目いたします。
膨大な今回のプロジェクトに迎えたのは、ベストセラー小説家・福井晴敏(「亡国のイージス」、「終戦のローレライ」など)、北米、欧州で最注目されているCG映画監督・荒牧伸志(「アップルシード」、「HALO LEGENDS」など)、メカデザインには日本から唯一『スターウォーズ/クローンウォーズ』の制作チームに加わった竹内敦志(株式会社プロダクション・アイジー所属)、キャラクター・デザインには箕輪豊。そして、セガサミービジュアル・エンタテインメント株式会社と制作協力し、パイロット映像では型破りな作品が完成いたしました。
当社の主軸である子ども向けの路線とは別の位置に立つ今回の作品は、海外アニメマーケットの動向から導き出されたチャレンジの成果です。世界で“ANIME”といわれるジャンルは、「クールジャパン」という言葉に代表されるようにハイエンド・アニメの代名詞となっています。そのマーケットを対象にしながらも、当社の特性を最大限に活かし、世界が求める内容を打ち出していく起点と
なる作品に仕上がりました。
『宇宙海賊キャプテン・ハーロック』とは、松本零士氏原作の作品で、
1978年 TVアニメ『宇宙海賊キャプテン・ハーロック』
1978年 劇場映画『宇宙海賊キャプテン・ハーロック/アルカディア号の謎』
1982年 劇場映画『わが青春のアルカディア』
1982年 TVアニメ『わが青春のアルカディア 無限軌道SSX』と、
当社において4度もアニメ化したヒットシリーズです。
また一大アニメブームを巻き起こした大ヒット劇場映画『銀河鉄道999』にも登場するなど、ハーロックのキャラクターは30年以上もの長きにわたり愛されてきました。この人気はヨーロッパにも飛び火し、フランス、イタリアなどでも国民的人気作品となっています。
この松本零士氏の原作を、原点に立ち戻り、日本のトップクリエーターで新たに制作しました。この成果を東京国際アニメフェア2010で発表いたします。日本のトップクオリティを、東京国際アニメフェア2010でぜひお楽しみください。
(C)LEIJI MATSUMOTO/TOEI ANIMATION
物語
かつて連合軍大佐であったキャプテン・ハーロック。彼に率いられたアルカディア号は、連合軍に公然と反旗をひるがえし、太陽系のかなたに消えた。以後、すれ違う帰還船団への襲撃と略奪を繰り返しつつ、百年の長きにわたって外宇宙を回遊し続けた。しかし、彼の目的は不明のまま……。惑星連合全域から指名手配を受け、何度となく追撃艦隊と交戦しながらも、いまだにその船体に致命傷を負わせた者はいなかった。
なぜハーロックは突然現れたのか? なぜ沈んだ戦艦が海賊船となったのか? どうしてハーロックは百年にもわたって生きながらえているのか? そして、なぜ尊敬の念を一身に受けた大佐が政府に反旗を翻したのか? 幽霊船伝説にも似た畏怖と尊敬を込めて、人々はハーロックの話を伝えた。
そして百年が経過した今……。
―ハーロック、暗殺計画が発令された!!
以 上